発売中! ハイ・ラマズJAPANツアー

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他に、いくつの”室内楽ポップス”と
呼ばれるものを聴いてきただろう。

たしかに、このところTHE HIGH LLAMASの文字は、
以前ほど頻繁には見なくなったし、
(それは、レーベルの移籍が関係することなんだけど!)
活動をしているのかしていないのか、
情報が、日本に届きにくい時期もあった。

だけど、いつだって、ふと思い出して彼らのCDを聴くと、
しばらくマイ・ブームが続く。

そして、「ああ、やっぱり素晴らしい音楽だ」と確認する。
まるで、別れた彼女に再会しても、
以前と変わらず素敵なままだったような感覚。

90年代のハイ・ラマズ出現以降、
彼らほど、ストリングスとブラスを魅力的に、
冒険心を持って、ポップスへと昇華させているバンドに、
僕はいまだに出会っていない。

そして、最新作『Can Cladders』を聴いて、それを確認してみる。

どうやら彼らは、更に深いポップスの魔法を編み出すことに
成功したみたいだ。
いつもの調子で、僕らを甘い魅惑の世界へ
引き込んでくれるのはもちろん、
しばらく聞き込むと、
確実に彼らが変化していることに気づかされる。

それは、座長のショーン・オヘイガンが、ブライアン・ウィルソンや、
ヴァン・ダイク・パークスの加護から旅立ち、
50年代のアメリカン・ドリーミー・ポップ・バラードや
モータウン・サウンドの再解釈を成功させたことに、
起因するだろう。

そう、前回2000年の来日以来、彼らは、僕らの見えないところで、
ポップスの可能性の拡張に、全力で挑戦していたのだった。

この2年間、
アメリカ・ヨーロッパを周る長い長いツアーを行なってきた彼らだが、
この度、ようやく現在の彼らを、日本で見れることになった。
THE HIGH LLAMASの
果てしないポップスへの旅の途中報告を、ぜひ、お見逃しなく!

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