TENORI-ON(テノリオン)とは?(後編)

(引き続き)

 そんな事を思いながら岩井さんの話を聞いていて、僕はふと思った。
手に入れなくちゃ。
まだ、観客が会場に留まる中、僕は急いでphonicaレコードの店員に「テノリオンを一つおくれ」と頼んだ。
最後の一つだった。今回、岩井さんがロンドンに持ってきたのは6つというから、今手に入れておかなければ、次に手に入るのはいつになるかわからなかっただろう。
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プレゼンテーションが終わった後、Robert LippokやSecond、Graham MasseyらによるTenori-onを使ったライブパフォーマンス。
残念ながら、次の予定が入っていてほとんど堪能できなかったのだが、彼らのパフォーマンスの間、会場内で岩井さんが次々に来る質問に丁寧に答えているのが見えた。

帰り道、イギリス人のAlexisという音楽家と、Phonicaレコードの前で知り合って、仲良くなった。
後日、彼もTenori-onを購入したので、二人でTenori-onセッションをした。
tenofriend2.jpg

また、どんな世代に見せても、このマシンは興味をひく。
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TENORI-ONは、肉体的で視覚的、そしてリアルタイムに制御された音の配列をコントロールできるという快感を与えてくれる、まったく新しい楽器だ。そして、なにより、フォームが美しい。あの、小さな正方形の装置の中にミラクルサウンドが詰まっているという発想こそが21世紀。
TENORI-ONを見ていて、ふと、あるアーティストのデビュー・シングルのタイトル「Garden on the Palm」を思い出した。
「掌の庭園」。

テノリオン開発日記

いわいさんち(岩井俊雄さんのブログ)

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